
わたしたちって、毎日毎日
たくさんのことをやっていて、
「まだ眠っていたいけど、起きて仕事に行かないと…」
「仕事を定時で終わらせて、クリニックにダッシュして、それから夜ご飯を…」
「からだは疲れているけど、洗濯物たたんで片づけて、掃除機かけなくちゃ!」
といったタスクを浮かべては、そのタスクのために
こころやからだが付き合ってくれているんですよね。
「仕事なんだから行ってあたりまえ!」
「あれもしないと、これもしないと!」
「やらないといけないんだから、さっさとやろう!」
という考えが自動的にあたまに浮かんだりしますが、
こころやからだにとっては
「本当はしたくないなあ」とか
「めっちゃがんばってやってるんやけど…」
ということって、けっこうあるんじゃないでしょうか…?
そんなことを思いながら過ごしていると、
「あっ! 今『~しないとっ!!』って考えてた!」
という瞬間にたくさん出合います。
「まだ眠りたいけど、起きないと!」で一日が始まって
「もうこんな時間!早く寝ないと!」で一日が終わったなあ…
ということにも、ふと気づいたりします。
みなさんは、いかがでしょう?
「あれしなきゃ、これしなきゃ!」は、
たくさんありますか?
こんなふうな日々なんだなあ…と思うと、
じぶん以外の人には
「こんなにたくさんのタスクをお願いできないなあ…」
「こんなに『~しないといけないよ』って言わないなあ…」
というくらいの行動を当然のように
じぶんにはさせているんですね。
そんなたくさんのことをしているじぶんに
「今日もできてエラかったね」
って言ってあげると、
結局はがんばることがベストだよって
じぶんに伝えてしまう気がするんです。
がんばらないを選ぶことが
いいときだってあるかもしれませんよね。
だから、評価をしたりしないで、
「起きてくれてありがとうね。」
「無理させてごめんね。
その分、帰ってきたら、ゆっくりしようね。」
という感じでじぶんと対話をして、
ちょっとがんばってくれた
こころやからだの負担を労いたいところです。
今年の夏も
なかなか慣れない暑さと湿度が続きそうです。
あまりじぶんに無理させないで、
甘やかしてあげるくらい
じぶんを信頼していたいですね。
十二分にご自愛してお過ごしください。
臨床心理士・公認心理師 間塚
*当クリニックに通院中でない方も
妊活中のこころの持ち方や人間関係など
カウンセリングでおうかがいしております。
お電話でご予約ください。